中国に留学したときに、自分の国より技術的に発展していない国をはじめて肌で体感しました。

日本より、不便なことが多いですし、街中もカオスだと感じることもありました。

だから、「もっと、こうすればいいのに!」と思ったことも正直ありました。

でも、海外へ色々行ってみて思うのですが、
その国にはその国の事情があり、私たちにはわからない文化背景があります。

宗教的価値観も違います。

それを知らずに、「私たちのシステムの方が優れている。」と押しつけるのは、すごく失礼だし、おこがましいことだと思います。

それに、そんな気持ちで生活していても自分自身も楽しくないですよね。

「郷に入ったら郷に従え」という言葉がありますが、まずは相手の文化を色眼鏡をかけずに体験してみることが大切だと思います。

「こんな生活してかわいそう…」と思っていたけれど、やってみたら意外に楽しいこともたくさんあります。

このことに気付いたのは、アメリカ人の教授に「アジア人の女性は虐げられているから、変えなきゃいけない!」と言われたことがきっかけでした。

なんだか、ちょっといやな気持になったんです。

確かに、差別はあるかも知れませんが家庭では女性が強い部分もあります。

その事情を知らずに、頭ごなしに「かわいそう」「変えなきゃ」というのはなんだか違うきがしました。

と同時に、他の国へ行った時に同じことを私もしているかもしれないと思いました。

留学はその国を変えるために行くわけではなく、学ぶために行くということ、教えてもらう立場だということを忘れないでいたいですね。